シリア 英雄サラーフ=アッディーン

May 21, 2009 Thursday

IMG01344.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

世界遺産にも登録されているカラット・サラーフ・アッディーン(サラディン城)

地中海に面した街ラタキアから、車で1時間弱の距離にあるこの城は、サラーフ=アッディーンが二日で陥落させたと云われている城です。

サラーフ=アッディーンを漢字二文字で表すとしたら「英雄」
彼は世界を闇から救った偉大な人物なのです。

IMG01428.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

十字という免罪符を持ったならず者軍団が、異教徒に対して虐殺と略奪を繰り返した闇の時代

そんな彼らを追い払い世界を救ったのがサラーフ・アッディーンです。

このサラーフ・アッディーン、戦が強いだけではなく、徳の人でもありました。

十字軍がエルサレムを責めた時、イスラム教徒やユダヤ人を殺しまくりました。その数なんと7万人。

それに対してサラーフ・アッディーンは、身代金を取っただけで、エルサレムの十字軍の捕虜を全員許したのです。

IMG01356.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

しばらくは出口をふさがれ大人しくしていたならず者軍団ですが、やがて鎖を切り(レコンキスタと呼ばれてます)世界へ飛び出すと、新大陸(南北アメリカやオーストラリア)で虐殺と略奪を繰り返し、先住民達を絶滅寸前になるまで殺して殺して殺しまくったのです。

このときサラーフ・アッディーンのような英雄が新大陸からならず者軍団を追い返し、世界がもっとゆっくり一つになっていたら、僕たちはもっと多種多様な文化に巡り合えていたかと思うと残念でなりません。

IMG01393.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

森に囲まれた要害カラット・サラーフ・アッディーン
Part IIに続きます。

シリア 城がつなぐ絆

May 23, 2009 Saturday

IMG01335.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

前回に続いてカラット・サラーフ・アッディーンを紹介します。

お城に限らず、高いところをを目指してしまうのが人の性 いや僕の性。
わかりやすいこともあって、ついつい上へ上へと向かってしまいます。

IMG01345.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

ある塔の窓から反対側をみてみると。
向こうの方にもっと高い場所が・・・

IMG01373.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA 50-200F4-5.6 ED

登りづらそうな場所ですが、人の姿も見えます。
「〇〇と煙は組」の会員としては、もう行くっきゃありません。

IMG01392.JPG
camera:K20D+PENTAX FA 24-90mm F3.5-4.5

「どうだった?」って聞くと、声を揃えて「最高だよ」と答えてくれたてっぺん組の先輩達(3枚目に写ってい彼らです)。

僕が城を制覇したら、みんなで手を振って祝福してくれました。
ああ気持ちいい。

IMG01402.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

景色を楽しんでいると、てっぺん組がもう一人。
びびりまくりの彼に写真を撮ってもらったのですが・・・

「怖くて立てないよ」と座ったままパチリ、僕のバックは空ばかり。

そんな僕も、かなりびびっていたみたいです。
あと一歩が踏み出せず、指も写りこんでしまってます。

少しして後ろを振り返ると、そこには勇気を振り絞って立ち上がった彼の勇姿が。

今度は僕が祝福する番。
「Good Job」と祝福して、満面の笑顔で会釈。

やれば出来るじゃん!!


すべての物が持つ二面性。
ダイナマイトだって、十字架やコーランだって、なんだって使い方しだいで天使にも悪魔にもなる。

そして、それを決めるのは人。

戦うために造られた中世の城で、今、僕たちは絆をつなぐ。
てっぺんがとても心地よかったのは、吹き上げてくる風のせいだけではなかった。


シリアの湘南? タルトゥース

May 26, 2009 Tuesday

IMG01436.JPG
camera:K20D+PENTAX FA 24-90mm F3.5-4.5

駆け足でダマスカスとパルミラだけ見てヨルダンへというのが、シリアに行く日本人短期旅行者の王道コース。
もう少しゆっくりシリアを回る人だと、真ん中あたりで交通の便がいいハマとかホムスをベースにする人が多いみたいです。

僕が城めぐりのベースに選んだのは海辺の街タルトゥース。
沿岸地方最大の街ラタキアの少し南にあるこじんまりとした街です。

2日間いたけど、日本人にはまったく会わず。
でもいい街なんですよ。

IMG01457.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

ダマスカスがシリアの東京でアレッポは大阪だとか、何でも例えたがるのが日本人の悪い癖かも知れませんが、そんなことを気にせずに言うと「タルトゥースはシリアの湘南」

海沿いに道が走り、海に向かってオープンテラスのレストランが並ぶ。
沖合にはシリア唯一の島であるアルワード島の姿が。

これで富士山が見えればばっちしだと思うでしょ。
厳密にはシリアではありませんが、雪をかぶったレバノンの山も眺められるんですよ。

「タルトゥースはシリアの湘南」
文句無し!!

IMG01470_1.JPG
camera:K20D+PENTAX FA 24-90mm F3.5-4.5

上の写真がアルワード島。
結構海は荒れてたけど、時間があったら上陸してみたかったなぁ。

IMG01512.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

でも夕涼みしながら海欠乏症が癒せたから良しとしよう。

なんで奈良には海が無いのでしょう。
海に沈む太陽を見ながら、ちょっぴりホームシック。

IMG01534.JPG
camera:K20D+smc PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited

夜はオープンテラスのレストランで魚を。
料理が来たころにはもう空が真っ黒だったので、いい色が出てるこちらの写真をチョイス。

おそらく皆さんの持つシリアのイメージからは一番かけ離れた街だと思いますが、シリアにはこんな街もあるんですよ。

お勧めです。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。