モロッコ アトラスを越えて

June 06, 2007 Wednesday

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「ああなんてこった」
モロッコでの4日目は、そんなとほほな事件から始りました。

今日から3日間の砂漠ツアー。
集合時間は朝の7時。

 早朝の街を集合場所に向かって歩いていたときにふとATMが目に入りました。

 今回は現金を多めに持ってきたので、あえてATMを使う必要も無かったのですが、このときは何故か無性に使ってみたくなったのです。

 普段なら機械の故障に備えて、お店が閉まっている時間には絶対に利用しないのですが、何かに操られるかのように、すーっと新生銀行のキャッシュカードをATMに差し込んでました。

ここまで書いたらかなり鈍感な人でなければ想像がつきますよね。
そうです差し込まれたカードは二度と出てきませんでした。

冷酷な僕はカードを見捨てて、一人集合場所へ向かったのでした。
ごめんカード、お前もサハラに行きたかっただろうに・・・

なんか嫌な予感はしたんですよね。
そして、こんなときだけスーパー予言者になってしまう自分。
は〜〜

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 僕が参加するのはSAHARA EXPRESSという旅行会社が主催している二泊三日で950DH(約1万5千円)の格安ツアー。

 地球の歩き方にはアリホテルで申し込めると書いてありますが、アリホテルの通りをもう少し歩くとsahara expressのオフィスがあるので、直接申し込んだほうがいいと思います。

 ツアーで気になる事と言えば、やっぱり同行するメンバーでしょう。
とりあえず旅なれた感じのニュージーランドのおじさんとか、イギリスからの二人組とか、近くにいた人に軽く挨拶。

 みんなが移動し始めたので一緒について行こうとしたら、なんと彼らはみんな3泊4日コースだったのでした。
 ハローの直後のグッドバイ。言葉の通りのハロー・グッバイ。

 同じ場所に日帰り組と二泊三日組と三泊四日組が集まっていたようで、間違えて日帰り組のバスに乗ってたらカード事件以上のショックだったろうな。

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 三日間お世話になる白いワゴンに乗ると中は日本人だらけ。
 総勢9名と、過半数をとってしまいそうな勢いです。

 海外でこんな大勢の日本人と行動をともにするのは、パッケージツアー以外では初めて。
 あとは韓国×3、中国×2、チリ×2、カナダ×2といった感じ。

 旅先では悪い人はいないと言うけれど、みんないい人で、本当にメンバーには恵まれていたなって思います。

 いい思い出をありがとう>ALL 

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 今日の写真は全部アトラスの写真。
 詳しい地名、そんなもんはどうでもいい。
 アトラスは有名・無名関係なく、どこもきれいだったから。

 少しずつ意気投合していくメンバーを乗せ、
 僕達の白いワゴンは走って行く。
 世界遺産「アイット・ベン・ハドゥ」に向かって。

モロッコ アイト・ベン・ハドゥ その1

June 07, 2007 Thursday

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もしかして、あの先に見えるのはアイト・ベン・ハドゥ?
そして遺跡全体を見下ろせる絶好のビューポイント。
当然止まるものと思っていたのですが・・・・

えっ!! 予想外のスルーですか?
運転手さん。あなたはもしかして柳沢?
まさか「急に遺跡が見えたので」なんて言い訳しませんよね。
(古くてすみません)

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さすがに遺跡自体をスルーすることはなかったのですが、あのぉ30分ってなんですか?
僕の聞き間違えですか?
サーティってフランス語だと2時間くらいですか?

ここは泣く子も黙る世界遺産アイト・ベン・ハドゥ。
この地名を覚えてすらすら言えたら、ライトなモロッコ通を名乗れるとさえ言われているアイト・ベン・ハドゥ。

それだけではありません。
この地はaonuma一族にとって因縁の場所でもあったのです。

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数年前にツアーでモロッコを訪れた僕の母と妹。
カサブランカから時計まわりのコースだったのですが、砂漠あたりから体調がおかしくなり、カスバ街道で完全にアウト。

妹はバスから一歩も外に出れず、母も途中でギブアップして戻ってきたという一族にとって鬼門の場所。それがアイト・ベン・ハドゥ。

せっかく敵討ちにやってきたのにたったの30分ですか?
ああ何たる事、何たる事。

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こうなったら、もう進むしかありません。
ドンキー君の助けも借りず、靴を脱いでじゃぶじゃぶと川を渡り、カスバの入り口へ急ぎます。

この先はaonuma一族未踏の地。

続きはパート2で。




モロッコ アイト・ベン・ハドゥ その2

June 10, 2007 Sunday

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前回に続いてアイト・ベン・ハドゥレポート第二弾。
見学時間30分という鬼の宣告にも負けず、上へ上へと登って行く僕達ツアーメンの運命は・・・

アイト・ベン・ハドゥはモロッコで最も美しいと言われているカスバです。
そもそもカスバとは何かというと、「外敵から守る城壁に囲まれた要塞」なのです。

なのでそう簡単に一番上までいけないようになっています。

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道だと思ったら住居に入ってしまい、中を見せてあげるからチップ頂戴攻撃。
日本人の女性が泊まった事があるんですよという家には、その女性の写真が額に入ってまるで国王の写真のように飾ってありました。

「日本に住んでました」なんていう現地人もいてびっくり。
時間が無くてゆっくり話せなかったけど、「東京」ではなくて「長崎」に住んでいたというあたり嘘じゃなさそうです。

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だいぶ上まで登ってきました。
ああ絶景なり。

気の小さい日本人にとって気になるのは時間と、他の人達のこと。

赤信号 みんなで渡れば怖くない

僕は日本人二人と一緒にいたので、三人いれば置いて行かれる事はないだろうと余裕だったのですが、二人くらいなら平気で置いていかれる事を知ったのはその翌日のこと。

この話はまた後日に。

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この目の前の急斜面を登りきれば念願のアイト・ベン・ハドゥ制覇です。

でも時間的にそろそろ・・・
なんて考えていたら、二人は猛然と坂を駆け上がっていきます。

「若いなぁ。若さっていいなぁ」
あっという間に頂上に達し、今度はダッシュで駆け下りてくる二人。
彼らと同じ歳の頃なら、一緒にダッシュしていたのに。

体力の限界、引退の二文字が脳裏をかすめ青空を見上げる僕。

この無念はいつの日か我がジュニアが。
って、その前に相手見つけなきゃ(汗

(中略)

集合場所に戻ったときは30分近い遅刻。
「30分だけ、30分だけ」って言ってたけど、実質一時間いたのねと思った方。正解です。

でも1時間でも全然足りないんです。
現地ツアーじゃなくて個人で行ってたら、頂上から朝日と夕陽と星空を眺めたかったなぁ。

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