イエメン プール付きモスクとハロー坊や

January 26, 2006 Thursday

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コーカバンのホテルで絵葉書を見て行くのを決めたハバーバ。
そのとき見た写真が、このプール付きモスク
夏だと、ここで泳ぐ人がいるみたいだけど、さすがに寒中水泳している人はいませんでした。

写真だけ見るとすぐ見つけられそうだけど、実はこのモスク、周りを石組みの塀で囲まれていて一部塀が壊れているところからしか覗けないのです。

ここでもちびっ子ガイド君が大活躍。
このちびっ子ガイド君、英語は「ハロー」しか知らないようで、町中を案内(引きずり回して)くれている間、「ハロー」以外の言葉は自分の名前以外一言もしゃべりませんでした。

それでも、スターウォーズのR2D2が「ピピププ プギー」なんて電子音だけで感情を表せるように「ハロー」だけでも気持ちは伝わるもの。
「お金はあげないよ」と言っても、最後まで案内してくれたハロー坊やに感謝。

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まぁ僕のアラビア語もハロー坊やと同じくらい(汗
「名前は?」っていうアラビア語を忘れたときは、「モハメッド?ヤヒヤ?」なんて聞いてました。
4,5人集まれば、そのうち一人がモハメッドかヤヒヤの確率ほぼ100%。

日本だったら「太郎?花子?」って聞くようなもの。
こんなんでも、それなりにコミュニケーションは取れるのです。

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お腹が空いたので、ハロー坊やに御飯を食べるジェスチャーをしてみると、連れてってくれたのはチキンの丸焼き専門店
「他に無いの?」って聞いてたら、町の人が集まってきてあーだこーだと大騒ぎに。
どうやら本当にここ一軒しかないようです。

仕方ないので、この店でチキンをぱくり。
外に出てみると、「おー、子供達が待ち伏せしてる」
「スーラ、スーラ」と写真撮れ攻撃。

でも「並んで」のジェスチャーをすると、一列にちゃんと整列してくれる良い子達でした。

トゥラーやシバームと比べると、観光客が少ないハバーバの町。
その分、観光すれしてない、暖かい人達に出会えました。

プールモスクの町ハバーバ。
お奨めです。

イエメン サナア不足にはマフラージ

January 28, 2006 Saturday

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怒涛のサナア編。いよいよスタートです。

窓から見えるのは、世界遺産にも指定されているイエメンの首都サナアの旧市街。
ここはタージタルハホテルのマフラージ(最上階の客間)。
窓からサナアを見渡せる幸せ。

ハバーバからサナアのホテルに戻ると、フロントで日本人二人組に会いました。
シャハラに勧誘した二人とはまた別の二人。
時期のせいもありますが、イエメンを旅する日本人、結構多いです。

彼女達が宿泊していたのがマフラージ。
「へぇー、マフラージって泊まれるんだ」

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↑の夜景、いつもよりシャッター長めに開けてます

そしてあっという間に時は流れ、今日はイエメン最終日。
サナアを中心にあちこち回っていたのですが、あちこちが多すぎて、僕はまだまだサナア不足

彼女達の後釜狙いで、マフラージにチェックインしました。
「マフラージは20$だよ」とホテルのオーナー、
「ノー・プロブレム」と僕。
「君は、サナアの景色をお金で買うんだね」とオーナー
「オフ・コース!!」

夜、マフラージにやってきて、「おー、ごめん、ごめん」と言って、ルーフに上がって行ったスペイン人カップル。
本当は中に入れてあげたかったけど、その日は最終日。
部屋の中は豪快に荷物ぶちまけ状態(汗

ルーフから降りてきたスペイン人と窓越しに話したら、彼らは2週間イエメンに滞在するのに、サナアはたったの1日だけとのこと。
なんてもったいない。

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マフラージにいると、意味も無く窓の外を眺めにやにやしてしまいます。
夜明け前に大音響のアザーンで起こされた後も、いつものように二度寝しないで、ついつい窓の外をちらちら。

こうして、最上階まで登る体力と、ささやかな睡眠時間と、+5$のルームチャージと引き換えに、僕のサナア不足は少し解消されたのでした。

ああ、でもまだ僕にはサナアが足りない。
もっと長くいたかったなぁ。

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これがタージタルハホテルのマフラージのキー。
次にこのキーを手に入れるのは、今このblogを読んでるあなたかも知れません。

イエメン 一所懸命の国

January 31, 2006 Tuesday

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イエメンは歴史の国でもあります。
ノアの箱舟伝説に、シバの女王

どちらもその舞台はイエメンだったと言われてます。

紀元前の昔からの長い長い歴史を持つ国イエメン。
サナアの町を歩いていると、「引き継いでいくこと」の大切さをしばしば考えてしまいます。

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過去を捨てること、新しいことが良いことだと考えられがちな現代社会。
でも「守る」ということを忘れた社会で、捨てる勇気もなにも無いと思うのです。
変化だけの世界なんて、ただ軽いだけ。
それは、ただのインスタントな使い捨て社会

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鎌倉時代、まだ日本に武士道があった時代。
彼らは先祖の土地を守り、子孫に引き継ぐために命を懸けました。

それが「一所懸命」の心。

新しい波にさらされながらも、昔からの伝統を守り続けているイエメンの人々。
その腰につけたジャンビーヤには、鎌倉武士と同じ「一所懸命」の精神が宿っているのかも知れません。

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