カンボジア 少し寂しかった夜

January 15, 2005 Saturday

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遺跡を自分のペースで見たいときなどは、一人旅は気楽で良いのですが、困るのが食事です。
民族舞踊とかを見せてくれる大型のレストランとかは一人では絶対に浮きます

そんなこともあって、バイタクの運ちゃんに「アプサラダンスショーのレストランに行かないか?」と誘われても、誰か同行してくれる人が見つかったときにしようと思ってました。

そんなこんなして迎えた2日目の夜。
見に行くとしたら、今日か明日のどちらかしかありません。
ダンスは一度は見てみたかったけど、昨晩蚊に安眠を妨害されて時速60Kmで走るバイクから落ちそうになるくらい眠かったこともあり、自分の中では今日はやめて明日にしようと決めてました。

ところがバイタクの運ちゃん曰く
「明日トンレサップ湖に行くとショーの時間には帰ってこれないんだ」

えっ!! そうなの?
さてどうしよう。
結局「僕と同じ村の友達が何人かダンサーで出るから是非見て行ってよ」という言葉に、Noと言えない日本人はYesと答えていたのでした。

そして入ったレストランは、いったい何人入るのかわからないくらいの「超々大型レストラン
団体客が大勢を占める中、一人ぽつんと座る僕。

やっぱり一人で来るんじゃなかった。
道中会った人達を誰か一人でいいから誘っておけば良かった。

そんな少し寂しい夜

思いっきり真面目にダンス鑑賞してしまう僕なのでした(涙)

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カンボジア 湖の中心で愛を叫ぶ

January 17, 2005 Monday

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カンボジア3日目。
実質、今日がアンコール最後の一日です。
なのにトンレサップ湖に向かう道中、僕は少しイライラしていました。

この日はトンレサップ湖の近くにある、プノンクロムという山の上から最後の夕陽を見る予定でした。

プノンクロムに行くだけなら時間に余裕があるのに、やけに急ぐバイタクの運ちゃん。

最終的にわかったことは
1.プノンクロムに行くだけなら1時間もかからない
2.でもトンレサップ(プノンクロム含む)に行くにはゲートで20$払わないといけない
3.その20$はトンレサップ湖のクルージング代込み(つまり必ず船に乗らないといけない)
4.乾季なので湖の水位が低く船着場まで遠いので時間がかかる
5.急がないと間に合わない


という事だったのですが、それを一つ一つばらばらに言ってくれるものだから、

僕「どのくらい時間がかかる?」
運「プノン・クロムまでは1時間もかからないよ」
僕「じゃぁ、余裕だね。」

 (しばらくたってから)

僕「なんでそんなに飛ばすの?」
運「急がないと。船に乗らないといけないから」
僕「船には乗らなくてもいいよ」
運「船着場は遠いけど、乗らないといけないんだ」
僕「だから船には乗らないって」

 (またしばらくたってから)

運「それに20$払わないといけない」
僕「そんなこと、ガイドにも書いて無いよ」
運「最近変わったんだ」
僕「本当に?」

こんなかみ合わない会話に、最後は運ちゃん不信に陥る始末。

確かに途中にゲートがあり、20$払いトンレサップ湖へ。
船着場に着いて、いよいよクルージング開始。
1艘の船に客は僕一人だけの王様状態でしたが、浮かぬ気分でした。

船長の名前はポイ(上 写真右下)
「今から戻ってもプノンクロムからサンセットは見れない」と彼は言います。
ゲートの人は間に合うと言っていたけど、確かに時計を見ると絶望的です。

イライラ、イライラ

すると「湖で夕陽を見るかい」と言うポイ。
船の屋根の上の特等席からのサンセット鑑賞

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沈むまでの時間、僕達はお互いに簡単な日本語とカンボジア語を教えあいました。
数字や挨拶、そして最後は「愛してる」

夕陽に向かって日本語で「愛してる」と叫ぶカンボジア人と
忘れちゃったけどカンボジア語で「愛してる」と叫ぶ日本人。


誰を思って叫んだかは置いといて、
なんかすごくすっきりして、この日の午後のもやもやが飛んでいきました。

終わり良ければ、すべて良し

太陽も、僕のイライラも飲み込んだ穏やかな湖をあとに
僕達は鳥たちと一緒に帰路についてのでした。

※会話が噛みあわなかった理由の半分は僕の英語力不足です。反省。

カンボジア 賑やかな静寂

January 20, 2005 Thursday

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ここはスラスラン。
昔は王様の沐浴場だったらしい。

夜明け前の遺跡には、色も音も無く。
波一つない、静寂の世界が広がっている。

そして僕は、石段に腰を下ろし、太陽を待っていた。
せわしない毎日の中、こんな静けさも悪くない。

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なーんて雰囲気なのですが、それが大違いなのです。

まだ朝の6時だというのに、ここの子供達は、まるで徹夜明けのナチュラル・ハイ状態なのではないかと思うくらい元気なんです。

「お兄ちゃん コーヒー、コーヒー」
「絵葉書買って」
「見て見て、これキレイ。安いよ」

こっちはまだ眠いのに、実戦で覚えた日本語でがんがん攻めてきます。

「お兄ちゃん かっこいい。これ買う?」とか聞いてくるので
「あなた可愛い。でも買わない。」なんて答えると、
「私、可愛くない。」と、少し照れたりして。

でも守りに入ると弱いみたいなんて思ったのも束の間。
さらに勢いを増して攻め込んでくる子供達。

攻撃は最大の防御なり

多勢に無勢で、次第にツーリスト達が陥落していく頃、
太陽がそっと顔を出すのでした。

ちなみに僕は最後まで何も買いませんでした。
でも随分楽しませてもらったから、チップくらいあげても良かったかな。

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