ヴァチカン 想い出と現実の狭間で

December 10, 2005 Saturday

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初めてヴァチカン美術館に行った10年前。
チケットを買うときからもう長い列、中に入っても人・人、人。
館内に満ち溢れる世界中の人たちの熱気。

それはシスティーナ礼拝堂の最後の晩餐と対面する頃に最高潮に達し、僕の中に強い印象を残しました。

なので、それから8年後、二度目のヴァチカンでは、混乱を避けて朝一番に向かったのです。
「あれっ、空いてる」
あっさりチケット買い中へ入ると人もまばら。
10年前は一直線に礼拝堂にめけて流れていた人の流れはなく、行ったり来たりしながらじっくり絵画を鑑賞する余裕さえありました。

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これは狙い通りと言えば、狙い通りだったのですが、少し寂しくもありました。
10年前のあのエネルギーが、想い出の中で増幅されていたせいもあると思いますが、早起きして観た美術館に僕は抜け殻のようなものを感じてしまったのです。

想い出という幻想が産んだ抜け殻。

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最初の衝動に勝つ衝動はなかなかありません。
でも一番怖いのは、表面をみただけで、ああこんなもんだなと、今までの経験から決め付けてしまうことだと思うのです。

深いところにはたくさんの驚きが眠っているかも知れないのに、表面だけ見て、その奥には目をつぶってしまう。

初めてのヴァチカンと二回目のヴァチカンの差が、25歳と33歳の差だとしたら・・・

経験が産み出す退屈。
でもまだ何も知らないのに知った気になって本質に目を瞑っていたらそれこそ悲劇です。

何歳になっても、ありのままを受けとめて、
「はぁ」とか「ひぃ」とか「ふぅ」なんて元気のないため息をついたりしないで、「へぇ」「ほぉ」っ思う好奇心と驚きを忘れないでいたいって思います。

あなたが笑えば、みんなも笑う

December 15, 2005 Thursday

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落ち込んでいる人を見ていると自分も哀しくなってしまう
嬉しそうな人を見ていると、自分の心もはずんでくる

オセロのコマのように、笑顔は連鎖する

あなたが笑えば、みんなも笑う

とっても単純なことだけど
ときどき見えなくなってしまうこと

でも大丈夫
世界は笑顔で満ちているから
Tag:笑顔

ロシア おもてっ面しか見れなくて・・・

December 20, 2005 Tuesday

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全てががっちりしすぎで、大味で、なんとなく落ち着かなくって。
少しビクビクしながら歩いたモスクワ。

ヨルダンの帰りに寄ったので、服装がやたら刺激的に見えたっけ。
それがモスクワの第一印象。

いろいろ苦労してようやく入場できたクレムリン。
金ピカ教会を見て感じたのは正直なところ豪華さではなくて、薄っぺらな安っぽさだった。

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しかし中に入ると違いました。
一面にイコンが描かれた壁、外から差し込む光。
中も金をたくさん使っているのですが、それは外とは違って上品な金。
いい感じにしっくりと溶け込んでいる重みのある空間。
モスクワ入りして始めて、安らぎを感じられた場所だったのです。

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モスクワから成田への飛行機の中。
僕の横に座ったのは、地球の歩き方にも投稿した文がたくさん載っているという、ロシアLOVEな女の子。
彼女はひたすらロシアの良さを僕に話してくれました。

話の中身は忘れてしまったけど、あの熱さは今でもしっかり心に残ってます。
おもてっ面しか見れなかった、半日のモスクワ。

彼女はの眼には、きっと僕には見えなかった真のモスクワが見えていたのでしょう。
いつか僕も、それを自分の眼で見てみたい。
それまではロシアに行ったなんて言ったら、怒られてしまいそうです。

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