ケルマン 古き良き時代の喫茶店

September 26, 2004 Sunday

ケルマンのチャイハネ

最近の喫茶店って、いまいちのんびり出来ないと思いませんか?
特に駅前の喫茶店なんて、回転が激しくて戦場のエネルギー補給基地のようです。

いったい昔の気楽に話が出来た喫茶店はどこにいったのでしょう?
なんて思っている人にお薦めなのがイランの喫茶店チャイハネです。

大抵のチャイハネは奥の方に、絨毯を敷いた長イスがあって、のんびり昼寝もできるんです。
僕のイラン旅行は強行軍で一泊しては夜行バス、一泊しては夜行バスの繰り返しだったので、ホテルに泊まらなくても、横になれるチャイハネはとっても便利でした。

この写真のチャイハネの洗面所はイランにしてはきれいで、蛇口も高いところにあったので、洗髪までしてしまったというのは、ここだけの話です。

ちなみにイランの物価はすごく安くて、夜行バスの運賃も、デラックスタイプでも450円くらい。エコノミータイプでならその更にその半額です。
夜行バス+チャイハネ(仮眠)なら、旅行代もとってもリーズナブル!!

ハードな移動の後に、チャイハネでまどろむ。
こんなメリハリのある旅はいかがでしょうか?

夢の都 イスファハン

October 02, 2004 Saturday

夜のイマーム

旅人のあいだでは夢の国とも呼ばれるイラン。

イランの首都はテヘランですが、そんな夢の都にふさわしいのが古都イスファハンです。
そしてそのイスファハンの中でももっとも夢を感じさせてくれるのが、今日取り上げるイマーム広場なのです。
イランの夢の中心、それがイマーム広場。

全盛期のイスファハンは「イスファハンは世界の半分」とも言われ大いに栄えました。
日本で言えば江戸時代のころです。

この広場には、今でもその当時の世界の半分の夢が眠ってます。
イラン全土を回らなくても、この街だけは一度は見ておいて損は無いのでは思います。

夜のイマーム
ライトアップされた夜のイマーム広場は昼とはまた違った顔を見せてくれます。
ここの夕暮れ時の主役は愛を語らうカップルたちですが、更に夜が更けるとその座を家族連れに譲ります。
広場のあちこちで始まるフットサル。
メンバーを見るとお父さんもお兄さんも小さい子供もみんな一緒に楽しく遊んでます。
「パパ頑張っちゃうぞ」と父の威厳を見せようとはりきるお父さん。
「絶対負けないぞ」と元気に走り回る子供達。
そしてそれをそっと見守る、優しそうなお母さん。

夜になると治安が乱れる広場が多い中、この広場には平和を謳歌する人々の笑顔が満ち溢れています。

でもこれはイラン・イラク戦争を闘ってきた彼らにとってはようやく訪れた安息なんです。
だからこそ、悪の枢軸だなんだと因縁をつけてくる某不良強国によって、この平和が乱されないことを切に願いたいと思います。

イスファハン スークの断面もしくはアリの巣観察キット

October 03, 2004 Sunday

スーク イスラム系の街で良く見られるのが、まるで迷路ようなスークです。
スークというのは市場のことですが、どっちかというと商店街に近いでしょうか?

肉、魚、服、銀製品、香辛料、果物、香水、etc.
だいたい通り毎に同じような物を売る店が集まっているのですが、それぞれの通りは更に枝分かれし、アリの巣状態になっています。

しかし今は車の時代。
イスファハンの発展のためにも、車が走る幹線道路が必要になりました。

さてイラン政府はどうしたでしょう?

地下道? 陸橋? スークの道幅拡張?
どれも違います。

まるで何も無かったかのように、スークの真ん中をズダーンと横断する道路を作ってしまったのです。
日本だと立ち退きだなんだで大問題になりそうなところ、なかなかダイナミックです。

その結果できたのがスークの大断面

この道路を行くと、断層に現れた地層さながら、迷う事もなく左右にスークの路地を見ながら歩くことが出来るのです。
気軽にスーク観光。スーク博物館はいかがって感じで時間の無い人にはいいかも知れません。

でもスーク歩きの一番の醍醐味は、お互い知恵を振り絞ったお店の人との熱い熱い価格交渉コミュニケーション
断面だけで満足せず、是非スークの奥深くまで、どっぷりとはまって見てください。

きっと表からではわからない、新しい発見があると思うから。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。