アルゲ・バム 時間は止まらない

July 19, 2004 Monday

アルゲバムのチャイハネ
今日の写真は2002年の春に行ったイランのアルゲ・バムという遺跡の写真です。

今イランに行っても、もうこのような景色は見れません。というのも、この遺跡は2003年の冬の大地震で崩壊してしまったからです。

バム市周辺で4万人が亡くなったとも言われる大地震で、この廃墟の街もその姿をとどめないほどのダメージを受けてしまいました。

廃墟の街、捨てられた街

このアルゲ・バムという城壁の中の街は、今から200年前に突如として人が消え、そこで時間が止まってしまった街です。

僕がチャイハネ(喫茶店)の窓越しにこの写真を撮ったとき、100年後も200年後も、きっとこの廃墟の街は、このままなんだろうなと思いました。

しかし、それからわずか1年半、もうこの遺跡はありません

そう時間は止まらない

僕たちが見ている全てのものは、今この時にしか見れないものなのです。

シラーズ ギンギラギンにさりげなく

September 11, 2004 Saturday

イランのモスク

いきなり年がばれそうなタイトルですが、今日紹介するのはイランのシラーズという街にあるシャー・チェラーグ廟です。
シラーズというと、観光客にとっては古都ペルセポリス最寄の街として有名ですが、このモスクも一見の価値があります。

ライトアップされたモスクや、青いドームも美しいのですが、ここの見所はなんと言ってもその内部
さぁ見てくださいといいたいところなのですが、中は撮影禁止なので写真はありません。

そのかわりに外からとった入り口の写真を一枚。

モスク内部
なんかギラギラしていますね。
実はこのモスの中は総ガラス張りなんです。

最初、ガラス張りなんていうと、ちょっといや相当安っぽい、はっきり言って金持ちの悪趣味的なものを想像してました。
ところがです。これがどうしてなかなかいい感じなのです。

壁も天井も床以外は本当にどこを見てもギンギラギンの世界。
万華鏡の中に入った気分とでもいいましょうか?
落ち着きはしませんが、ある意味SFっぽい神秘的な感覚にとらわれてしまいました。

ギンギラギンにさりげなく
恥じらいを感じさせない、堂々としたギラギラモスクの話でした。

ペルセポリスでサイン責め

September 12, 2004 Sunday

ペルセポリスの子供

今日はペルセポリスの遺跡を見にいったときの話をしましょう。

ペルセポリスはアレクサンダー大王に滅ぼされたペルシア帝国の王都で、シリアのパルミラ、ヨルダンのペトラとともに中東の3Pとも呼ばれている有名な遺跡です。

ここが日本ならば、ものすごい数の観光客で押し合いへし合いといったところでしょうが、まだ観光地化されていないイランだけあって、観光客の姿はちらりほらりと散見される程度でした。

その替わりと言ってはなんですが、おそらく社会科見学中と思われる学生たちが約50名。
彼らにとっては、遺跡よりも物珍しいと思われる日本人めがけて殺到してきました。

僕は旅行者はその国を代表する親善大使だといつも思ってます。
親善大使なんていうと大袈裟かも知れないけど、彼らにとって初めて会う日本人かも知れないし、悪い印象だけはもたれないように注意してます。

そんな使命に燃えて頑張りました。
彼らが出してくる紙幣にひたすらサインし続けました
僕のサインなんかもらってどうするんだろう?とは思いましたが、彼らが喜んでいるのでそんなことはどうでもいいでしょう。

30人分ほどこなした頃でしょうか?
飽きてきたので、少しパターンを変えて、上の方に「日本」と書き足してみました。

すると先にサインをもらった子供達が、僕のにも書いてと騒ぎ始めました。
仕方ないので既にサインした30人の紙幣にも「日本」を追加するはめに。
こればかりは、余計なことをしなければ良かったと、ちょっと後悔。

これからの世界がどうなるかわからないけど、彼らが大きくなったときに、
「日本人は僕に一生懸命サインを書いてくれたから悪い人じゃないよ」
とこの写真のような笑顔を見せてくれたら、なんちゃって親善大使としてはとっても嬉しいです。

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