インド キャメルサファリのアメとムチ

September 04, 2008 Thursday

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camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

人間は鈍感な動物だ。
比べないと自分の幸せにすら気づけない



ジャイサルメールはパキスタンにまで広がるタール砂漠へのゲートシティ。
ただ僕は砂漠に行くかどうか最後まで迷っていました。
純粋に砂丘の美しさで言ったらモロッコで見たサハラの足元にも及ばないタール砂漠。

しかも今は雨季。
思いっきりがっかりするくらいなら、サハラのイメージを大事にした方がいいのではないかと。



結論から言うと行って良かった。
タール砂漠の見事なアメとムチ作戦に僕はメロメロになってしまったのです。

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camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

このツアーとにかく歩きます。
まぁ実際に歩いているのはラクダ君なわけですが。

朝10時過ぎにラクダに載って、炎天下をひたすら歩く歩く歩く。

途中でスコールが降って出来た水たまりで嬉しそうに水を飲むラクダ君。
気持ちよさそうに鼻を広げ、たるみ切った口から水がだらり。

砂漠といっても、途中まではひたすら草原が広がります。
むしゃむしゃと美味しそうに草を食べるラクダ君。

「おーい、人間の食事はいつだ」
「もーいーかげん休みたいよ」


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camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

「うまいんだな。これが」

待望の休憩で、クーラーボックスで冷やされたコカコーラをゴクリ。
多分、人生で一番美味しく感じられたコーラでした。

苦しんだ分だけ、喜びがあるって本当なんだね。

休憩のあとも歩く、歩く、また歩く。
ってラクダ君がですが・・・

でも乗ってるだけでも一苦労。
お尻が痛くなってきたので、姿勢を変えようとしたら太腿に張り。
まずい、このままではつる。

踏ん張ろうとせず、力を抜いて、ラクダの揺れに体をゆだねる。

無抵抗主義を唱えたマハトマ・ガンジーの気持ちをラクダの背で知る僕だったのでした。

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camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

長旅(乗ってた時間だけでも5時間くらい)の末、今日の宿に到着。
宿と言っても、今晩は砂漠の真ん中で野宿。

風も強く、砂煙がモウモウ。
「僕がもし本当に埋もれてしまったら、誰か発掘してくれるかな」

そして夕陽。
のはずですが、雲に覆われて太陽が見えません。

オー・ノー!!

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camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

ところがです。
日が沈んだ(と思われた)あと、西の空が赤く焼けたのです。

オー・グレート!!

それは今までみた空の中でも五本の指に入る小焼けでした。

絶望の後にこそ、本当の幸せがあるって本当なんだね。


砂に敷いた毛布の上に転がり空を見上げる。
いつもよりも広い空には満点の星が・・・

無い。

ピカピカ明るく光っているのはサンダー!!
東西南北360度がピカピカ。

これもなかなか貴重な体験だなぁなんて砂漠の稲妻に感動していたら、空から水。

先にさらっと書いたけど、またまたきました通り雨。
砂漠の真ん中で一枚のビニールシートの下で身を寄せ合う。

砂漠のサンダーストーーム!!
貴重な体験×2


しばらくして雨がやみ、僕は眠りについた。

Z... Z... Z...

ふと目が覚め、眼をあけるとそこには、

今度こそ本当の満点の星。
少しシルクのカーテンをかぶった満点の星。
流れ星も3つ発見!!


絶望の後にこそ、本当の幸せがあるって本当なんだね パート2

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camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

夜が明けて、新しい一日が始まる。

そう、また、歩く歩く歩く。
英語で言うならウォーキングぅーーー!!

街は、街はどこだ。
足が足が、そしてお尻がぁ〜

(中略)

さっそうと走ってくるジープ。
ジープすごいよ。かっこいいよ。最高だよ。

人生で最高にジープがかっこよく見えたその瞬間。


人間は鈍感な動物だ。
比べないと自分の幸せにすら気づけない


この記事へのコメント
ラクダ君の至福の表情がいいですねぇ
冷たいコーラを口に含んだ時のaonumaさんもこんな表情だったのかしら?
砂まで赤く染まった夕焼けがすごくきれい
砂漠に突き刺さる稲妻も迫力満点だったでしょうね
yocco at 2008-09-05 00:58
おお、この駱駝くんor駱駝さん アオさんの専用車だったのね!!アオさんが美形の駱駝さんを選んだのか、それともアオさんの写真技術のせいなのか。。。いい顔してる!!!!ビニールシートの下で体を寄せ合うって!?駱駝引きのおじさんと??このサファリ何名ぐらい参加してました?今度はエジプトの白砂漠ですか?
☆ ミントティー at 2008-09-05 06:59
私もモロッコで同じような目に遭ってきました。

サハラの夜は砂嵐。移動中も通り雨と稲光。

砂まみれの口にコカコーラが恋しかった。

雷の洗礼は受けずにすんだようで何よりです。
☆ jib at 2008-09-05 11:44
yoccoさん
 はい。
 コーラ飲んだ時はたぶんこんな顔。
 稲妻は少し遠かったので、雲ごとピカピカしてました。

ミントティーさん
 僕の専用ラクダの名前はロケット。
 7時間くらい乗ったので情が移りました。
 このサファリ、参加者は4名です。

jibさん
 サハラの砂嵐。
 数日間、体がジャリジャリしてませんでしたか?
 雷の洗礼、jibさんも受けずにすんで良かったですね。
☆ aonuma at 2008-09-05 22:30
アメとムチにサンダーに満点の星空、
砂漠までもインド哲学みたく奥深いですね・・・。
☆ ヒロポン at 2008-09-05 22:59
砂嵐のあとの小焼け。
雷雨のあとの満天の星。
予期せぬ恵み(アメ?)に感動も倍増ですね。やるなぁタール砂漠。
この幸せそうな休憩中の駱駝君を見ると
アメをフルに味わうにはムチが不可欠なのねと思います。
まさに人生ですねw。
☆ かじま〜い at 2008-09-06 04:26
お尻大丈夫でした?
私は皮が剥けましたhehehe(モロッコで)
ラクダさん
私はこんなに自然な表情してんのかな?
満天の星を見たいです
naogon at 2008-09-06 06:01
砂砂漠でキャンプしてみたいなぁ。
aonumaさんと一緒だったワディラムは岩砂漠だったから・・・
ラクダのシルエットかっこいいですね。
akatuki at 2008-09-06 07:09
ヒロポンさん
 インド哲学ですか。
 いろんなものがごった煮になっているのがインドの面白さなんでしょうね

かじま〜いさん
 ムチってやっぱり不可欠なんですかね。
 美味しい飴だけでも、味の違いがわかる男になりたいです。

naogonさん
 剥けるところまではいきませんでしたが、最後は早く下ろしてくれっと心の中でお祈りしてました(笑

akatukiさん
 砂砂漠を見たいならモロッコの方がお勧めかな?
 タール砂漠はタール砂漠で面白かったけど。
 砂漠にも砂漠の数だけ楽しみがあるということでしょうか。
☆ aonuma at 2008-09-07 18:53
パンドラの箱から☆発見...
☆ SAYA at 2008-09-07 19:54
あっ...パンドラは災いの箱だった。

じゃぁ...砂の中から☆発見! で。
☆ SAYA at 2008-09-07 19:56
SAYAさん
 うっ、危なく開くところだった。
 パンドラの箱
☆ aonuma at 2008-09-09 22:46
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