
camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
「あれ、まだアラーム鳴ってないよなぁ。」
「今何時だろう」
「あれっ、7時過ぎてる」
うぉーーーーーーーーー!!
男が驚きの叫び声をあげたのは、重慶大厦(チョンキンマンション)の3rdフロアにある龍匯賓館。
TV版深夜特急で大沢たかおや撮影スタッフが泊まった宿だ。
撮影が行われた快樂招待所も見ておこうと思ったが、エレベータ待ちの列にめげた。
なんて話をしている余裕はない。
香港発デリー行きの飛行機が出るのは9時15分。
起きた時間がもう二時間前。
慌てて部屋を飛びだし、メトロ→香港版N'EXへ乗り換え空港に。
セーフ!!
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Sea&Sea DX-8000G(Richo GX-8)
それにしても危なかった。
なにしろ起きたのではなく、たまたま目が覚めたのだから。
アラームの設定が月〜土になっていたのだ。
そして香港で朝を迎えたのは日曜日・・・・
7時過ぎに偶然目が覚めたから、インド旅行が香港旅行にならずに済んだけど、本当に危なかった。
宿の部屋番号が333。
飛行機のゲートが33でシートも33。
おもろー!!
------------ デリー到着 ----------------
デリーの空港から駅まで行くのが難しい。
男はそう聞いていた。
しかし・・・
男 「バスはいつきます?」
ポリス「1時だよ」
あっ、本当に1時丁度にバスが来た。
そしてすんなり駅へ。
こんなのインドじゃない!!
少し拍子ぬけした男だったのであった。
その夜の深夜特急でジャイサルメールに向かう予定だった男は、ニューデリー駅に着くと、セオリー通り外人向け切符売場へと向かった。
案の定「外人向け売り場はもうCLOSEだ」という怪しげなインド人が群がってくる。
ふっふっふ。
そんな初歩的な作戦に騙されるか。
男はまっすぐ外人向け切符売場へ向かった。
ガーン。
本当に閉まっていました。
日曜日は二時まで。
しかし男はめげなかった。
心はすでにジャイサルメール。
一般の切符売場に突撃。
「ジャイサルメール行きはオールド・デリーからだからこの駅では買えないよ」
男はもう意地になっていた。
こうなったらオールド・デリー駅に行くしかない。

camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
さてどうやって行こう。
怪しいリキシャじゃなくてメトロを使ってみよう。
男は安全策をとった。
・・・・
切符売場(自動ではない)の前には長い列。
並ぶこと20分。
あと三人になったときに、いきなり窓口がクローズ。
もう片方の窓口は開いていたけれども、もう並ぶ気力もなく、リキシャでオールド・デリー駅へ。
なかなか思い通りにいかないのがインド。
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Sea&Sea DX-8000G(Richo GX-8)
オールド・デリー駅は人・人・人、そしてまた人。
インドって人口多すぎだろ。男は思った。
どこの窓口で切符を買えばいいのだろう。
取りあえず親切そうな人を探して聞いてみる。
オフィスは駅から離れているとかいう人はダウト。
三人目のおじさんが正しいと思われる窓口を教えてくれた。
「今晩のジャイサルメール行きください」
ようやくこのセリフを言える喜びを男は噛みしめていた。
「もう空いてる席はないよ」
・・・・
・・・・
・・・・
そんなぁ。
今、心が折れる音が聞こえました。
そんな男の悲しげな目を見て駅員さんは言いました。
「2Aの席が一つだけある。それでもいいか」
もちろんOK!!
勇者はジャイサルメール駅のチケットを手に入れた。
レベルが1あがった。

camera:K100D+SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
ようやく確保できたシートで男は眠りについた。
目が覚めてからノンストップの一日。
こうして予定通りこの列車に乗っているは、幸運 いや 運命。
ジャイサルメールが呼んでいる。
いよいよ本当の旅が始まる。








先には進めなさそうなインドの旅ですね
どんな展開が待っているのか、気になります
インドの列車移動は時間がないと楽しめないですよね。でも、早速寝台列車で移動なんてさすがアオさん!!私も年末にインドに行こうと計画してますが、ボンベイからスタートなんでもっと大変そう。まだ、ちょっと迷ってます。知り合いの家族のいるハイデラバドだけにしようか、ジャイプールやコチンも行こうかって。色々教えてください。
僕も旅に行っている気分になりました。
難関を難なくクリアーですね。
私が行った時はメトロがまだできてなかったから、さぞや便利になったのだろうと思ったけど、
そんなに混んでいたら意味ないですね。
続きも楽しみです。
久しぶりに読んだらまさに深夜特急です。
すごく楽しくて引き込まれました。
本当に会った事なんですよね?
すごいです。
そして、なぜそんなにすんなりとデリー駅に行けたのですか…
しかしその後の展開は、同じすぎて笑いがとまりませんでした。
寝台列車の2Aもまったく同じベットです笑
今後も楽しみにしてます!
お楽しみに。
でも思っていたよりも、まともでしたよ。
寄り道リキシャにも遭わなかったし。
ミントティーさん
インド初心者なんで教えられることはあんまり。
予定が決まっているなら鉄道のチケットはeチケットを予約しておきましょう。
ヒロポンさん
お盆にどこも行かず、うずうずしているんじゃないですか。
バーチャルインド旅行をお楽しみください。
メトロは時間にもよると思うけど、ニューデリー駅は使い物になりませんでした。
リキシャのモラルもjibさんが行ったころよりはだいぶ良くなっていそうですよ。
まるこさん
ありがとうございます。
尻つぼみにならないように頑張ります。
本当にあったこと。
はい、もう100%ノンフィクションです。
くまさん
ちょっとむかつくインド人はいたけど、いいやつもたくさんいました。
デリー駅にすんなり行けてしまったのは、インド名物を一つ体験し忘れてしまったようで、ちょっともったいなかったかも。
ちょっとドキドキしながら読み進みました。
私もこれからが楽しみです♪
インドは行ったことが無いので続きを楽しみにしています♪
始まったばかりのインド編。
ぽちぽち更新するので、これからもお楽しみに。
ぽんたさん
目指せ小説家デビュー。
嘘です。冗談です。
ちょっと長くなりそうだったので、いつもとは文体を変えて書いてみました。